@臼木さん「風景を細かく観察。(頭の中にスケッチする。)設定:中高年」
「おはようございます。自然観察指導員の臼木です。」という挨拶から始まる。いよいよ自然観察指導員になるのだ。観光地ですぐに写真に撮って安心していませんかという前振りから、じっくり風景を焼きつけて心に残すゲームを行った。2人の人が、1分間じっと風景を目に焼き付ける。他の2人はこの二人に質問する内容を考える。1分後風景を目に焼きつけた人は振り返って、質問をする二人の方を向く。まずは私から質問だ。なるべく、あいまいな質問をすることにした。
「どんな木がありましたか?」あいまいすぎるだろうか?「赤い色の木、樫の木、すこし葉が残っているコナラ」
「何色が見えましたか」「橙、黄色、緑、深緑、黒、白。。。」
「どんな川でした」「細長く、幅は1mくらい」
「木の高さはどのくらい?」「高いのは15mくらい。一番低いのは30cmくらい」
質問に答える方より、質問するほうが大変だ。本人は3分の予定だったようだが、実際は7分だった。本人の感想は、専門的な分野がないので、芸がなかったが今後は自分の得意な分野を作っていきたいということだった。田畑さんは、「芸が無いことないですよ。これはどこでもだれでも使えて、導入としては非常にいいテーマだと思います。」とのお褒めの言葉でした。