『坂本達さんと走ろう!夢の架け橋』 サイクリング&講演会
みかわFOREST&AQUA自然塾  2008.10.12



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みかわFOREST&AQUA自然塾と今回の企画について

 みかわFOREST&AQUA自然塾は子ども達が自然の中で『本物』を体験すること、そして自然の中で自ら『気づく』をお手伝いをしている自然塾だ。代表のたっちゃんは会社員を勤めながら運営をしている。今回は自転車で世界一周をした坂本達さんを招いての企画だ。達さんとはちょうど5年前のホールアース自然学校 四季コースで主催者のたっちゃん、スタッフのこんこと一緒にであった。今回の企画は総勢約50名のスタッフによって、運営された。まんまは撮影係りとして参加させてもらいました。

第1部 サイクリング

開会式

 岡崎市大谷公園が集合場所だ。ここから約30km世界一周のサイクリングを行う。第1部の参加者は8名。ちょっと寂しい気もするが、スタッフの数が多いので、巨大イベントそのものだ。それに少数の方がその分、内容も濃くなるにちがいない。まんまは当日のみのスタッフなので、誰が参加者で誰がスタッフなのか見分けがつかなかった。いきなり、「おはようございます、参加者の方ですか?」と声をかけらえてしまった。スタッフの皆さんはみんなあかるく、おはようございますと声をかけてきてとても気持ちがいい。
 参加者の方がみえるとまずは、パスポートを作成する。各国を回るのであれば必要ですね。なかなか演出を凝っている。全員そろったところで、開会式。お互いに自己紹介して、いざ出国。

第1チェックポイント ブータンへ出発

 日本を出発して、まず目指すのは「ブータン」だ。二班に分かれて出国する。道中は川沿いの気持ちのいい道を走ってく。一列にならんで走っている姿は見ていて、美しい。天気もよく、気持ちがいいのかみなさん笑顔ですね。本当の世界一周は大変なんだろうけど。

第1チェックポイントブータン

 ブータンへの道のりは、上りあり、下りあり。下りはとっても気持ちよさそうでした。ブータンの「こんにちは」は「クズザンポ」。ブータンの民族衣装をまとったスタッフが、「クズザンポ」というと、、みんな一斉に「クズザンポ」。入国するにはパスポートに入国印をおしてもらって、入国手続きがを行う。達さんにが「いろいろな国にいくとたまに、入国時の指をこすってワイロを要求してくるんだよね」と言っていた。もちろん、今回の世界一周にはワイロなんていりませんよ。

第2チェックポイント チリへの道のり

 チリへの道のりは緩やかな下りが続く。最高時速も40km/h程出ていたようだ。スピードもでて、気持ちもいいが、隊列で走っていると危険だ。そこで、手信号を行っている。先頭のスタッフが、右に曲がりますと手信号をだすと、後ろの人も前にならって、手信号をだす。そうやって、最後のひとまで、曲がるのか、止まるのかを伝えるのだ。

第2チェックポイント チリ

 第2チェックポイントのチリではなんと、しゃべる(口も動く)モアイ像がいた。しかも、日本語。みなさん、たのしくモアイとおしゃべりしていました。また、石に地上絵を描くこともできる。子供たちは楽しく、休憩できたんじゃないでしょうか?

第3チェックポイント ギニア

 スタッフと参加者で一緒に走っているのですが、いつの間にかすっかりお互いに馴染んでひとつのチームとなってのサイクリングになっていました。第3チェックポイントのギニアでは、太鼓の演奏と大道芸?で楽しんでいました。たぶん、知らない人からみたら変な集団だったと思いますが、皆さんお構いなしでした。

ゴール

 朝、8時に出国し、約3時間で30km/h世界一周の旅を終えた。スタッフの手厚い歓迎でもあり、ゴールではみんないい笑顔してました。参加者の子供は、こんなに長い距離を走ったのは初めてといっていました。やればできるんだよね。スタッフも4ヶ月前から準備をした甲斐があったと思います。さて、このなかから、本当に世界一周する人が現れるかな?

第2部 講演会

坂本達さん講演会 in 長誉館

 第2部は岡崎市長誉館に場所を移動して、達さんの講演会をおこなった。内容はもちろん、世界一周での出来事、感じたこと。達さんが大切と思っていることは「挨拶」 「感謝の気持ち」 「個性を生かす」の3つ。この3つを笑いあり、感動ありで話をしてくれた。実体験に基づいているので、参加者のみなさんにも伝わったのではないかと思う。中でも印象的だったのが、「普通ですね」と言われるということがうれしいということ。確かに、まんま自身も「意外に普通の人なんだ」と思った。達さんが伝えたかったのは普通の人でも夢はかなうということ。特別、体が大きいわけでもなく、度胸がいいわけでもない。それでも、夢はかなうんです。子供のころから怖がりで、世界一周には向いていないと思っていたが、父親から、「怖がりだからいいんだ、危険を予知できるし、普通の人に見えないものが見える」といわれたそうだ。世界一周にして父親が言ったとおりだとおもったようだ。また、夢を持つことは難しいことではないということも伝えてくれた。夢とは目の前のこと、大きいことをしないといけないと思っているかもしれないが、小さいことも夢。小さいことでも、行動していくと、段々とやりたいことが見えてくる。そして、行動していると、段々と周りの人も協力してくれる。大切なのは、思い続けて、行動すること。
 参加されたみなさんはどんな「夢」ぬ向かっていくのか、達さんも楽しみにしていることでしょう。

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