★開講式★
オイスカ中部日本研修センターは豊田市勘八町の勘八山の上にある。看板はあるのだが、手前で曲がってしまい、道に迷い遅刻してしまった。到着後すぐに受付で参加費(一人5000円)を払い、講座室へ向かうとすでに始まっていた。オイスカの紹介から始まって所長の小杉さんのご挨拶、ちょっと驚いたのが
「スーパーやまのぶ」社長の山中さんが世話人代表ということでご挨拶をされた。20年も前から無農薬野菜に取り組んでいるそうで、無農薬野菜作りをしている農家の方々との交流も盛んに行っているということで今回は世話人代表ということになったようだ。お話の中で印象に残っているのは、無農薬野菜といってもいろいろなやり方があり、お互いに自分が正しいと主張し喧嘩になるそうだ。こういった活動をするときは同じやり方の人を集めるのがよいそうだ。今回はEMボカシを使った無農薬・無化学肥料野菜に取り組む。EMボカシについては次回の講座内容となっているのでその時レポートしたい。一番インパクトがあったのが、ホームセンターや農協で売っている有機肥料は本当の有機肥料とはいえないと言っていたことだ。本当の有機肥料はとても高価なものになってしまうそうだ。
また講師として4名の方を紹介していただいた。子供のアトピーが無農薬野菜で治った話はとても印象的で講座生の視線を釘付けにしていた。軽い気持ちで応募した農業塾であったが、これは大収穫の予感がした。でも、話に聞くのとやるのはだいぶ違うのだろうな。土を作るのにはやはり時間がかかるようだ。それに、無農薬野菜はできればおいしいが、なかなかうまくつくれない。それでも話を聞いているうちに少しづつでもがんばって行きたい気になってきた。
うれしいことに元々月1回の予定が9月は毎週のように開催されることになった。10月以降も月に2,3回実施されるようだ。また、普段も自由に来ていいそうなので、これはなんとも楽しめそうだ。平日に行くことができないのは残念だが。
講座は4つの班に分かれて実習を行う。参加者は20名なので、一班5名となる。この5人でこれから野菜を作っていくのだ。まんまはB班でメンバーは班長の阿部さん、菅原さん、三宅さん、と私の妻の5名となった。お互いに連絡を取り合うために電話番号を交換し、実習現場へ向かった。現場までは徒歩10分程度の距離がある。