富士山子供の国 ワークショップイベント 
水辺のガンマン 2004.08.01



 「あーつーいー」と叫びたくなるくらい猛暑となった2004年夏。でも、標高が高い富士山こどもの国はちょっとすずしくて、今日は25度くらいだった。前日は東京にいたので、温度差が10度くらいある。ここにいると東京が同じ日本とは思えない。どうせ汗をかくなら、こどもの国で暴れていい汗をかこう。

水辺のガンマン ★水辺のガンマンとは★
 竹で水鉄砲を作ったことがありますか?まんまは子供のころ、おじいちゃんに作ってもらって遊んでいた記憶があります。インターネットで検索すれば、作り方はいろいろ載っているようです。今回は、竹水鉄砲を自分でつくって、水辺のガンマンになって、ペットボトルを撃ち倒そうって企画だ。予想以上の盛況ぶりにみんなニコニコ笑顔の1日でした。

★つくってみよう★
作成中 竹を切る  水鉄砲の構造はいたって単純。簡単に言えば、注射だ。太い竹の節に穴をあけたところが発射口で、細い竹に布を巻いて、水を押し出すのだ。思っていたよりよく飛ぶぞ。

用意するもの

・竹:太い竹30cm、細いたけ45cm。
 太い竹は片方は節を残すこと。
・布:幅5cm
・タコ糸

作り方

@竹を2本切る
 太い竹30cm:この中に水を入れる。細い竹がすっぽり入る太さが必要。片方の端は節を残すこと。
 細い竹45cm:片方は端から4cmくらいのところに節があるように切る

A太い竹の節の中心に穴をあける。
 この穴から水がでる。あまり大きい穴だと水が飛ばないので、最初はなるべく小さく
 穴を開けよう。小さすぎると、迫力に欠けるので、ちょっとづつ広げてみよう。
B細い竹に布を巻いて、タコ糸で縛る
 太い竹の中の水を布を巻いた細い竹で押し出すので、きつ過ぎず、ゆる過ぎず
 微調整しながら、細い竹に布を巻いていく。ゆるいと後ろから水がでて、
 自分に水がかかるので、注意しよう。何度も微調整を繰り返してみよう。

 作り方はネットで検索できると思うけど児童健全育成推進団体水鉄砲の作り方あたりが参考になるんじゃないかな。

★ガンマン登場★
狙え 水を充填  桶で水を充填して、射的コーナーでペットボトルの的を狙う。見事ペットボトルを倒すと、下忍バッチがもらえるのだ。ペットボトルには当たっても威力が無いと倒れないぞ。改造して最高の水鉄砲を作ろう。


発射 せ〜の  ペットボトルの中にはオモリの水が入っている。ちょっとしか入っていないのから満タンまで様々だ。もちろん重たいのはなかなか倒れない。ちょっと子供達も諦めムードだった。そこで、スタッフがちょっとアドバイス。みんなで同時に狙えば倒れるかもよ。みんなで力を合わせて「せ〜の」で発射。みんなの気持ちが一つになるとちょっとづつ強敵のペットボトルが動き出した。突然やる気が出てきた子供達。いい目をしていたなぁ。水鉄砲にもよるけど、水を発射させるのには結構力がいる。その瞬間の子供達の顔をみていると面白い。力いっぱい力んだ後、ペットボトルが倒れるとス〜っと力が抜け、笑顔になる。世の中いろいろ変わっているけど、子供が遊んでいる時の顔は昔も今も変らないんだろうなぁと思った。
 最後はなぜかまんまかっちゃいが的になっていた。前日の初めてのキャンプに続いて、二人ともびちゃびちゃに濡れてしまった。しかもまんまと間違えて、一般の入園者に水をかけていた子供がいたようだ。興奮すると、子供は何をしでかすかわからないね。
 大盛況の水辺のガンマン。なんか夏は毎日やってもよさそうだった。竹を準備するのが大変そうだけどね。また来年一緒に遊ぼう。


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